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ひげとボヨン

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会社で暇な時にウィキペディアでくだらない事を調べてた時のことでした。
あらかた興味のある事は調べ尽くし、なんか面白い記事無いかなーと、ふと自分の誕生日を調べてみました。


同じ誕生日の有名人、ビートたけしやおすぎとピーコ、ケビン・コスナーの中に自分の名前を見つけました。
おぉ、俺もビッグになったなぁw。
と思い、感慨に耽っているとちょっと違う。


鈴木貫太郎。


あー、第二次世界大戦でポツダム宣言受けた時の総理大臣かー。
名前似てたし覚えてるわ。
同じ誕生日だとは知らなかった。
でも、なんか印象薄いよなー。
負け犬首相みたいな感じでイメージ悪いし。


そんな軽い気持ちで鈴木さんについて調べ始めました。
そしたら出てくる出てくるカッコ良いエピソードの数々。。。
勢い余って、帰りに紀伊國屋で探しあてたのがこの本です。


suzukan.jpg



これがまた面白いっ!!
小池重明とは180度逆の魅力。
今年読んだ本の中では暫定チャンピオンです!!

鈴木貫太郎という男、男というより漢です。
海軍で名を馳せ、数々の武勇をあげて、艦長、海軍のトップ、天皇の側近、最終的に首相まで登りつめます。
しかし、軍人っぽく粗野であったり、野望に満ちていたりとかはしません。
徳を重んじ、謙虚でありながら、正しいと思う事は絶対曲げない。
勇敢で誠実な平和を愛するナイスガイ。
数あるエピソードの中から3つほど紹介します。


①男らしさ(江田島平八もビックリですよ。)
2・26事件の時、天皇の側近だった鈴木は青年将校達に襲われます。
150名もの兵士に取り囲まれ「理由を聞かせなさい」という鈴木に対して、「時間がありません、一命を頂戴します」と迫られた時、鈴木は「やむをえませんなァ、それではお撃ちなさい」と答え、従容として撃たれたといいます。


なんですか、死を目前にしてこの堂々とした男らしさ。
まるで魁!男塾の世界ですw。


その後、頭と胸と股間に4発の弾丸が撃ち込まれ、虫の息となる鈴木。
とどめを刺そうと兵士が近寄った時に、妻である鈴木たかの一言がまたスゴイ。
「武士の情けです。止めだけは私に任せて下さい。」


この毅然とした一言で兵士達は帰り、たかが呼んだ医者のおかげで一命を取り留めました。
(おそらくこの医者は王大人(ワンターレン:男塾に出てくる死人を生き返らせる人)ですw。)
”男の価値は女で決まる”っつーのは俺の先輩の言葉ですが、まさしくその通りかもしれません。


ちなみに、この事件を扇動した真崎甚三郎陸軍大将は取調べに対して命乞いをしたらしい。
ダサすぎる・・・。


②武勇伝(オリエンタルラジオもうネタ切れ気味ですね。)
水雷のプロフェッショナルとして日清戦争で活躍した鈴木。
当時の魚雷は至近距離からでなくては命中は難しく、かなりのリスクがあった。
軍司令部はスピードを抑える事で射程距離を伸ばす魚雷に切り替えようとしたが、長距離型の魚雷は命中率が低く、仮に当ったとしてもスピードが無いので破壊力に問題があると鈴木が断固反対。
軍司令部にもメンツがあり、鈴木に説得や圧力を掛けるが、ついにハンコを押さなかった。


その後、鈴木は日露戦争で当時世界最強と謳われたバルチック艦隊相手に超至近距離からの魚雷攻撃で3隻撃沈し、自分の意見の正しさを行動をもって証明した。
さらにそのうち1隻撃沈の手柄を2つ返事で他の部隊に譲るという気前の良さ!!


鈴木は夜の魚雷戦の時に甲板で電気を着けずに新聞を読み、目標とする船の明かりで文字が見えるようになって初めて戦闘に挑んだという逸話も。


これだけ聞くとかなり勇敢な軍人に聞こえるけど、艦長になった時に甲板で昼寝してて寝ぼけたまま起き上がり、大砲に頭をぶつけて、海に落ちて死にそうになった事もあったとかw。
意外にドジっ子?


③武士道精神(東京大空襲で東京を焼け野原にされた1ヵ月後のお話)
当時のアメリカ大統領ルーズベルトが亡くなった時、ドイツの総統ヒトラーは
「運命は歴史上最大の戦争犯罪人ルーズベルトをこの地上より遠ざけた」


と言ったのに対し、日本首相の鈴木貫太郎は
「アメリカ側が今日、優勢であることについては、ルーズベルト大統領の指導力が非常に有効であって、それが原因であったことは認めなければならない。
であるから私は、ルーズベルト大統領の逝去がアメリカ国民にとって非常なる損失である事がよく理解できる。
ここに私の深甚なる弔意を米国民に表明する次第です。」



と言い、世界のマスコミを驚かした。
これに感銘を受けたドイツの文豪トーマス・マンはこんな言葉を残している。


「これは驚くべきことではないでしょうか。・・・日本はいまアメリカと生死を賭けた戦争をしています。
・・・だがナチスの国家社会主義が我がみじめなるドイツ国においてもたらしたと同じような道徳的破壊と道徳的麻痺が、軍国主義の日本で生じたわけではなかった。
あの東洋の国日本にはいまなお騎士道精神と人間の品位に対する感覚が存する。
いまなお死に対する畏敬の念と偉大なるものに対する畏敬の念とが存する。
これが独日両国の差異である。」



この発言はドイツや陸軍から批判の声があがり、若手幕僚が数人がさっそく押しかけてきた。
鈴木は彼らを前にして、
「死んだ敵将に敬意を捧げるのは、日本古来の武士道である。軍人たる諸君が武士道を否定してどうするか。」
と応じたという。


もう抱いて下さい、つーほどカッコ良いです。
対してルーズベルトは、
「アジア人種は劣っているので白人と交配させ、新アジア人を生み出し、そこに文明社会を出現させる。
ただし日本人は極端に進化が遅れているのでこれに含めず、日本列島に隔離して徐々に衰退させて行く。」

とか言ったファッキンヤンキー。
こんな発言ユダヤ人迫害のヒトラーと同レベルじゃねーかっ!?
ちなみに、ルーズベルトの後をついだトルーマンは広島が消滅した日に
「歴史における最も偉大な出来事だ!!フォーーーーーッ!!」
と叫んで小躍りし、後悔の念は無いかとの質問に
「全くない。かけらほども。うひゃひゃひゃひゃ。」
と言ったという・・・。
日本人に生まれてきて良かったよ、俺は。


鈴木貫太郎は数々の伝説を残し、障害を乗り越え、最終的に終戦という歴史的大仕事をやり遂げます。
もし、彼がいなかったら、今の日本はどうなってたか?
恐らくアメリカが本土、ソ連が北海道に侵攻し、ドイツの様に国が分割占領される憂目に会っていたでしょう。
負け犬首相とか言って申し訳ありませんでしたっ!!
<(_ _)>



彼が死ぬ直前に残した最後の言葉は”永遠の平和 永遠の平和”だったそうです。
死ぬ間際にこの一言を言える政治家が、現在どれほどいるでしょうか?


軍人でありながら、平和を愛し、それ以上に日本とその未来を愛した男。
鈴木貫太郎。
自分の利権にしか興味の無い現在のクソ議員どもに見習って欲しいもんです。


ところで、鈴木貫太郎さんを主人公にした本は何個か出てて、文庫化されてるのもあるみたいです。
どーせ内容なんか似たようなもんだろうから、そっちの方が安くて良いかも。
まずはググってみて、それで興味が出たら買って下さい!!
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テーマ:紹介したい本 - ジャンル:本・雑誌
コメント
へー!!
鈴木貫太郎首相のこと、いままで全然知りませんでした。
でもすごい面白そうなエピソードがもりだくさんですね!
これは読まねば!
紹介してくれてありがとうございます☆
2006/03/01(水) 00:17:51 | |みやこ #-[ 編集]

>みやこさん

日本史の先生を恨みたくなる位、面白いエピソード満載でしたよー。
俺は天皇も好きじゃないし、第二次世界大戦を正当化するつもりも無いですけど、楽しく読めました。

史実なので安い文庫でも良いと思うんですけど、
総理就任~ポツダム宣言受諾 を中心にしている本は海軍時代のエピソード少なそうなんで、できれば鈴木貫太郎の生涯を追った内容の本を読んでみて下さい。

ちなみに、手元に本が無い状態で書いたので、この記事の参考文献の半分はネットだったりします。
紹介した本と違うところがあるかもですw・・・。
(^^;)

俺はみやこさんのブログで紹介されてた伊坂幸太郎を読んでみようかと思ってますw。
2006/03/01(水) 02:14:26 | |nurukan #-[ 編集]

面白そうですね(^^)
紹介を読んでて興味がわいてきました。
(てか、もう読んだ気分w)
2006/03/02(木) 13:08:11 | |寅吉 #SFo5/nok[ 編集]

>寅吉さん

結構おいしいエピソード抜き出しましたからねwー。
本読んで貰わなくても、こんな総理大臣いたんだー、と思って頂けるだけで書いた甲斐があります♪

そういえば、今月の車雑誌「OPTION」はRX-8特集でしたよー。
つい買ってしまいました・・・。
ドレスアップしたい欲が急上昇で困ってますw。

まだローン終わってないのに・・・。
(^^;)
2006/03/02(木) 17:18:26 | |nurukan #-[ 編集]
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